TOEFLのスコアが伸びない原因は?よくある5つの失敗と立て直し方

 

TOEFLのスコアが伸びない人の共通点|よくある失敗と5つの立て直し方

TOEFLで目標スコアに到達するためには、ただ長時間勉強すればいいわけではありません。

大切なのは、自分の現在地を知り、学習計画を立て、必要なことを一つずつ積み上げていくことです。

TOEFL学習者は、一般的な受験生というより、少し「アスリート」に近いところがあります。

短期間だけ頑張れば終わるものではなく、長期間にわたって学習を継続し、その日の調子が悪くても勉強を続け、目標に向かって自分の状態を整えていかなければならないからです。

ところが、TOEFLを勉強している人を見ていると、スコアが伸びない人にはいくつか共通するパターンがあります。

今回は、TOEFL学習で起こりやすい典型的な失敗と、そこからどう立て直せばいいのかを紹介します。

1.やることを増やしすぎて、結局どれも進まない

TOEFLの勉強を始めると、やることがたくさん見えてきます。

「単語もやらないと」「Readingもやらないと」「Listeningも遅れている」「Speakingも練習しないと……」

特に留学の出願期限が近づいてくると、焦って1日にできる量を超えた学習計画を立ててしまいがちです。

しかし、計画通りに進まない日が一度出ると、翌日にその遅れを取り戻そうとして、さらに予定を詰め込みます。

そして、また終わらない。

これを繰り返すと、「こんなに勉強しているのに全然進んでいない」という感覚になり、モチベーションまで下がってしまいます。

TOEFL勉強会の立て直し方|やるべきことをシンプルにする

一度にできることは限られています。

だからこそ、まず「今、一番やるべきことは何なのか」を明確にします。

TOEFL勉強会では、留学経験者や目標スコアを達成した先輩と一緒に、やるべきことをできるだけシンプルに整理していきます。

あれもこれも考えていると不安になりますが、

「今日はこれをやる」
「今週はここまで終わらせる」

と決まれば、あとはそこに集中できます。

さらに、毎日の学習内容を記録し、「何をどこまで進めたのか」を振り返れるようにしています。

計画を複雑にするのではなく、シンプルにする。

実はこれだけでも、TOEFL学習はかなり安定します。

2.基礎ができていないのに、本番問題へ進んでしまう

TOEFLを受験するのだから、「TOEFLの本番問題をたくさん解けばスコアが上がる」と考えたくなります。

でも、ここには大きな落とし穴があります。

英単語や英文法が十分に身についていない状態で本番レベルのReadingを解いても、そもそも英文を正確に理解できません。

問題を解いても間違える。解説を読んでも難しい。そして、「自分にはTOEFLは無理なのでは?」と感じてしまう。

これは能力の問題というより、取り組む順番が違っている可能性があります。

建物を建てるとき、いきなり2階や3階から作ることはありません。まず地盤を整え、基礎工事をします。

英語も同じです。

TOEFL勉強会の立て直し方|基礎 → 応用の順番を守る

TOEFL勉強会では、基礎基本をかなり大切にしています。

特に、

① TOEFLに必要な英単語
② 英文を正確に読むための英文法・構文
③ TOEFLで扱われる各分野の背景知識

この3つは、何度も確認します。

一度勉強したから終わりではありません。

以前できていたことでも、しばらく使わなければ忘れてしまいます。

必要な情報を反射的に取り出せるくらいまで繰り返し、弱くなっていれば再び補強する。

短期間でスコアを上げたい人ほど、焦って基礎を飛ばさないことが大切です。

3.「理解する」より「暗記する」ことが目的になっている

TOEFL学習では、覚えなければならないことがたくさんあります。

そのため、「とにかく暗記しよう」と考えてしまう人も少なくありません。

もちろん暗記は必要です。

しかし、内容を理解しないままノートをきれいに整理したり、答えだけを覚えたりしても、それだけでは実際のTOEFLで使える知識にはなりません。

勉強とは、「一度見たことがある状態」にすることではなく、学んだ内容を次に使える状態にすることです。

TOEFL勉強会の立て直し方|理解してから吸収する

TOEFL学習が長期化したあと、ようやく目標スコアに到達した人ほど、

「結局、基礎が大事だった」

と言うことがあります。

そして基礎を固めるというのは、単に暗記量を増やすことではありません。

「なぜそうなるのか」「この英文は何を意味しているのか」を理解した上で、自分の知識として吸収することです。

問題を100問解いても、理解せず答え合わせをするだけなら、同じ間違いを繰り返す可能性があります。

逆に、一つの問題から「なぜ間違えたのか」まで理解できれば、その経験を次の問題に使えるようになります。

だから勉強会では、

理解する → 覚える → 復習する → 使ってみる

という順番を大切にしています。

4.自分に合った目標を設定できていない

学校の定期テストなら、「教科書の30ページから50ページまで」と試験範囲が決まっています。

しかし、TOEFLはそうではありません。

英語力そのものが試され、出題されるテーマも幅広いため、「どこまで勉強すれば終わりなのか」が分かりにくい試験です。

その結果、自分の実力よりはるかに難しい教材へ手を出したり、逆に必要な勉強を後回しにしたりします。

そして、いろいろな教材に少しずつ手を出した結果、どれも中途半端になってしまう。

これは非常にもったいない勉強です。

TOEFL勉強会の立て直し方|他人ではなく「今の自分」を基準にする

大切なのは、他の人が何をやっているかではありません。

現在の自分に何が足りないのかを見ることです。

TOEFL勉強会では、留学経験者や高得点を取った先輩のアドバイスを取り入れながら、一人ひとりの学力に合わせて学習内容を整理しています。

基礎が足りなければ、基礎へ戻る。

十分に基礎ができていれば、次の段階へ進む。

さらに「何回やったのか」「どこまでできるようになったのか」を記録します。

自分の成長が見えるようになると、「これだけ進んだ」という実感も生まれます。

それが長期間のTOEFL学習を続けるモチベーションにもなります。

5.「やる気が出てからやろう」と考えている

TOEFLで意外と大きな問題になるのが、学習コンディションです。

「今日は疲れているから明日やろう」

「もう少し留学が具体的になってから始めよう」

「英語だから、本気でやれば何とかなるだろう」

そう考えているうちに、時間だけが過ぎてしまいます。

また、新しい勉強法や教材を見つけるたびに飛びついてしまい、一つのものを最後まで続けられないケースもあります。

TOEFLで怖いのは、勉強方法を間違えることだけではありません。

スタートそのものが遅くなることです。

TOEFL勉強会の立て直し方|まず一度、本番を受けてみる

まだ十分に勉強できていなくても、一度TOEFLを受験してみることには意味があります。

実際の試験を経験すると、

「Readingが全然間に合わなかった」
「単語が足りない」
「Listeningが思っていた以上に聞き取れない」

など、自分の現在地が具体的に見えてきます。

すると、「いつか勉強しなければ」という漠然とした気持ちが、「まず単語をここまで仕上げよう」という具体的な行動に変わります。

不安というのは、分からないことが多いほど大きくなります。

だからこそ、

現在地を知る → やることを決める → 実行する → 振り返る

という流れを作ることが重要です。

TOEFL学習は「アスリート型」で考えるとうまくいく

TOEFL学習者は、アスリートに少し似ています。

アスリートも毎日試合ばかりしているわけではありません。

基礎トレーニングをする。弱点を補強する。実践練習をする。コンディションを整える。そして本番に挑む。

TOEFLも同じです。

毎日本番問題だけを解くのではなく、単語や英文法という基礎を鍛え、弱点を補強し、実践問題で確認する。そして結果を見て、また学習計画を修正する。

この繰り返しによって、少しずつ目標スコアへ近づいていきます。

TOEFL勉強会では、同じような悩みや失敗を経験し、それを乗り越えてきた先輩たちと一緒に、現在の学力や学習状況を確認しながら進めています。

「頑張っているのにスコアが伸びない」というときほど、勉強時間をさらに増やす前に、一度立ち止まって学習方法を確認してみてください。

何をやるのか。なぜやるのか。いつまでにやるのか。

ここが明確になるだけでも、TOEFL学習は大きく変わります。

遠回りに見える基礎固めや学習計画こそ、実は目標スコアへ到達するための近道なのです。

トップへ戻る