【留学体験記】オーストラリア|現地の状況について(2020.05.15)|TOEFL勉強会 卒業生より

(オーストラリアで活躍するまさやさんのレポート)

こんにちは。

私は現在、日本語教師アシスタントとして

オーストラリア国立大学附属高校や

キャンベラ内の公立小・中学校の日本語の授業に参加しています。

 

【現在のオーストラリア, 首都キャンベラの様子】

現在、オーストラリア国内の感染者は毎日20人を下回り、

私がいるキャンベラではこの数週間は1例(既に回復済)を除き、

が続いています。

 

それにより今週から各州で規制の緩和が始まり、

3月中旬以降制限していた学校での授業を再開も決まりました。

 

今までは、ウイルスへの懸念もありますが、

屋内外で家族以外の人に同時に3人以上会うと

2000ドル程の罰金が課せられるようになっていたので

ソーシャルディスタンスへの意識がとても高く、

スーパーですら人がまばらでした。

 

 

ところが、

先週末に政府が緩和を発表した後は、

ショッピングセンターで人があふれかえっていました。

 

 

といっても、

少し増えはしものの小売業は電化製品や大型のチェーン店の他は

シャッターが閉まっていますし、

レストランやカフェも持ち帰りがしばらく続きそうです。

(今後3段階に分けて規制緩和が行われます。)

 

 

それでも、

スーパーの在庫状況や野菜などの価格高騰が

通常に戻ってきたのはとても嬉しいです。

 

なので、人々の反応も明るく感じられます。

 

一時期は、

肉や米はほとんど並んでいないこともあり、

食べ物に困ったこともありました。

 

行動制限の間は、

オンライン授業だったので私はあまりすることはなかったのですが、

いつもいる小・中学校先生方は自宅へパソコンを持ち込み仕事をされていました。

 

日本語のクラスは授業動画をアップロードし、

生徒はそれを見て課題を進める。

 

週に何度か健康観察も兼ねた

ライブ授業(主に質疑応答)の時間を持つといった形で進められていました。

 

キャンベラの公立学校7年生以降は

クロームブックが支給されているのですぐに始められたようです。

 

私が主にいる学校では、

4-6年生にもノートパソコンが配られて、

保護者と協力体制を気づきながらオンライン授業を行われていたようです。

 

生徒が参加しなかったり、

課題を提出しなかったりなど課題はあったものの、

一応授業内容は進められていました。

 

大学の付属高校の方はまだ学内での再開予定は決まっていませんが、

オンラインの授業で問題なく進められています。

 

オーストラリアで働く人の様子

コロナウイルスの影響での失業者が100万人ほどいると言われており、

本日のニュースで4月の失業率が6.2%と3月から1ポイント悪化し、

新たに10万人程度失業したと報道されました。

 

私が住んでいる場所はショッピングセンターと

政府機関の側なので働く人は多いですが、

センターリンク(失業手当など政府手当を管轄する部署 ハローワークのような場所でもある)前には

補助金をもらうために長蛇の列ができています。

規制が緩和されてジムなど

他の多くの業種が再開されて

賑わう活気のある様子が見られるのはもう少し後のようです。

 

 

 

オーストラリア渡航希望者が、今やっておくことがよいこと

今の状況で感じるのは、

やはり優秀な人材やエッセンシャルとされる仕事は優先されるものの

他は切られていくといった厳しい現状です。

 

これから大学受験を志す学生には、

国から多くのお金が出ていく中、

「奨学金の選考等は更に厳しくなりそうだから勉強を頑張らなくては」

と学校で学べない環境でもベストを尽くしている人も多いです。

 

自宅で待機する人が多い関係上オンラインで授業を行う機会が多いので、

海外の授業が聞ける機会を探したり

行きたい大学に通う学生のSNSに連絡してみるのもいいかもしれませんね。

 

この期間をどう活かすかで、

他との差がつけられたらいいですね。

 

私も質問がいつも多いのですが、

よい勉強になっています。

 

時間もいつもよりできたので、

毎日8時間は自分の学習に充てることができました。

 

厳しい状況ですが、お互い頑張りましょう。

 

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